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MFCの開発環境をそろえよう
MFCを使ったWindowsアプリケーションの開発を始めるには、まず開発環境を手に入れないと始まりません。これを書いている時点(2006/10/27)で最新のVisual
Studioのバージョンは、Visual Studio 2005です。
Visual Studioというのは、C/C++だけでなく、Visual Basic、Visual
C#、Visual C++、Visual J#が統合された開発環境です。.net以降はVisual C++だけ単体というものは出ていないので、MFCを使ったWindowsプログラムを作るためには、Visual
Studioが必須です。
Visual Studio .net 2002や2003などの以前のバージョンでも開発はできますが、最新のバージョンで開発したほうが何かと安心です。何より、このMFC編のサンプルコードや画像は、Visual
Studio 2005を使って作成しています。
しかし、Visual Studio 2005のエディションはたくさんあるので、どれを選べばいいのかわかりませんよね。ここではVisual
Studioの各エディションの違いと、管理人のお勧めを紹介していきたいと思います。
まず、Visual Studio 2005は、大きく分けると4つのエディションがあります。
・Visual Studio 2005 Team system
・Visual Studio 2005 Professional Edition
・Visual Studio 2005 Standard Edition
・Visual Studio 2005 Express Edition
Visual Studio 2005 Express Editionというのは、一番軽量版で、なんと無料でダウンロードできます。これは開発言語ごとに分かれています。C/C++であれば、Visual
C++ 2005 Express Editionです。
Express Editionは、機能は削られていますが、他の版と変わらないIDEとコンパイラ、デバッガを備えています。別途、Platform
SDKをインストールすれば、Windowsプログラムも作ることができます。
しかし、これの一番の欠点は「MFC/ATLが付いていない」ということですね。つまりMFCを使った開発はできません。あとは、リソースエディタが付いていません。GUIの開発をしようと思ったら、これは痛いですね。手書きでリソーススクリプトを書けば、できないこともないでしょうが。
Visual Studio 2005 Team systemは、最上級のエディションです。と言っても、これは個人で開発するためのものではなく、複数人のチームで1つのシステムを作る場合に使われるものです。
管理人も使ったことはありませんが、一つ言えるのは、非常に高いです^^;とても個人で買えるものではありません。
個人ユーズで(企業ユーズでも)通常のアプリ開発の用途に使うなら、Professional
EditionかStandard Editionになるでしょう。
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Professional EditionとStandard Editionの違いですが、実はほとんど違いはありません^^;
Professional EditionのほうはSQL Server(Microsoftのデータベース製品です)の開発ができます。SQL
Server Developer Edition自体も付いてきます。主な違いはそれだけですね。コンパイラも全く一緒です。
ですので、SQL Serverの開発をしないのであれば、Standard Editionで十分でしょう。
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Professional Editionでは、いくつかパッケージ内容の違うものがあります。Professional
Editionの各パッケージと、Standard Editionを比較してみましょう。
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ここで気になるのが「MSDN」というものですね。これが付くと急に値段が高くなりますが、実はこれは、考えようによってはお釣りがくるぐらいに価値があるものです。
MSDNに加入していると、1年間はVisual
Studioを含む最新の開発ツールが無料で手に入ります。もし、購入後1年以内にVisual Studio
2007なんてものが出たら、無料で手に入れることができます。
また、開発したソフトの互換性チェックに必要な、Microsoftの各種のOSも無料で手に入ります。今だったらWindows
Vistaも、製品が出れば、MSDN会員には無料で送られてくるでしょう。また、最新の開発ドキュメントや、ベータ版や海外版のOSなんかも毎月(どっさりと)送られてきます。
MSDNが付けられるのは、Professinal Edition以上です。Standard
EditionではMSDNは付けられません。
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ところで、Standard Editionにはアカデミックパックがあります。これは学生や教職員向けに割引で販売しているもので、中身は通常版と全く同じです。
Standard Editionのアカデミック版は、なんと4,850円です。学生、教職員であれば迷わずこれを選ぶべきでしょう。(こんな低価格でVisual
Studioが手に入るなんて、うらやましい…。)
購入する時には、学生証などの証明書の提示が必要になります。
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もう一つ、アップグレードというものがありますが、これは、Visual
Studioの過去の製品を持っていれば、通常版よりも安くアップグレードできるというものです。Visual
C++では、5.0以上からがアップグレードの対象になっています。
アップグレードだと、通常版に比べ半額ぐらいになります。アップグレードの対象製品を安く手に入れて、アップグレードするという手もあります。
アップグレード版が用意されているのは、Professional EditionとStandard
Editionの通常パッケージのみです。MSDN同梱版のアップグレード版はありません。
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選択する基準は、学生や教職員であれば、迷わず
Standard Editionのアカデミック版 ですね。そうでなければ、MSDNが有効に使えそうなら
Professional
EditionのMSDN同梱版 、MSDNが不要なら
Standard
Edition ですね。過去の製品を持っていれば
Standard
Editionのアップグレード版 がいいでしょう。
Microsoftのサイトに詳しい機能比較がありますので、リンクしておきます。購入時の参考にしてください。
・Visual Studio 2005 機能比較
・Standard
Edition/Express Edition の機能比較
・Professional
Edition の機能比較
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