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ステータスバーに文字列を表示する
前回はダイアログにステータスバーをつけてみましたが、今回は、次のようにステータスバーに文字列を表示してみます。

ステータスバーの表示領域はいくつかに区分けすることができます。この区分けされた一つ一つの領域を「ペイン(インジケータ)」と呼びます。(ペインとインジケータってどう違うのか疑問に思いましたが、どうも同じ意味で使われているみたいです。)
ペインに表示する文字列は、プログラム上から直接文字列を指定して表示する方法と、Stringリソースから読み込んで文字列を表示する方法の2通りあります。今回は両方やってみます。
では、リソースビューからStringリソースを1つ追加します。「キャプション」には表示する文字列を入力します。

次はコードを実装します。OnInitDialog()内で次のように処理します。
BOOL CStatusBarDlg::OnInitDialog()
{
CDialog::OnInitDialog();
SetIcon(m_hIcon, TRUE); // 大きいアイコンの設定
SetIcon(m_hIcon, FALSE); // 小さいアイコンの設定
// TODO: 初期化をここに追加します。
{
const UINT ind[2] = {0, IDS_STRING129};
int err = 0;
// ステータスバー初期化
if (!err) if (!m_statusBar.Create(this)) err = 1;
if (!err) if (!m_statusBar.SetIndicators(ind, 2)) err = 1;
if (!err)
{
m_statusBar.SetPaneInfo(0, 0, SBPS_STRETCH, 0);
m_statusBar.SetPaneInfo(1, IDS_STRING129, SBPS_NORMAL, 30);
if (!m_statusBar.SetPaneText(0, _T("ステータスバー"))) err = 1;
}
if (!err) RepositionBars(AFX_IDW_CONTROLBAR_FIRST,
AFX_IDW_CONTROLBAR_LAST, 0);
}
return TRUE;
} |
ステータスバーを作成した後に、CStatusBar::SetIndicators()関数でペインを作成します。引数には、ストリングリソースのIDの配列と、そのサイズを渡します。ストリングリソースから文字列を読み込まないときは、IDに0を指定します。
| BOOL CStatusBar::SetIndicators(const UINT* lpIDArray, int nIDCount); |
| 説明: |
インジケータ作成 |
| 引数: |
lpIDArray:ペインに表示するStringリソースIDの配列
nIDCount:lpIDArrayの要素数 |
| 戻り値: |
正常終了した場合は0以外。それ以外の場合は0 |
次はCStatusBar::SetPaneInfo()関数で各ペインの大きさやスタイルを指定します。SBPS_STRETCHを指定すると、ステータスバーの空き領域を埋めるように、ペインの横幅が自動的に伸縮します。これを指定できるペインは1つだけです。
| void CStatusBar::SetPaneInfo(int nIndex, UINT nID, UINT nStyle, int cxWidth); |
| 説明: |
ペインのStringリソースID、スタイル、横幅を設定 |
| 引数: |
nIndex:ペインのインデックス
nID:ペインに表示するStringリソースID
nStyle:ペインのスタイル
cxWidth:ペインの横幅 |
| 戻り値: |
なし |
ペインに文字列を設定するには、CStatusBar::SetPaneText()関数を使います。
では、ビルドして実行してみましょう。2つのペインに文字列が表示されました。ダイアログサイズを変更すると、自動的に左側のペインが伸縮します。

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